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賃貸経営においては、空室対策と同じくらい滞納家賃への対応が重要になります。ここでは、滞納家賃回収を得意としている賃貸管理会社の選び方について解説していますので、参考にしてみてください。
なぜ家賃回収や滞納家賃の回収が大切なのかというと、家賃をしっかりと回収できないとその分の収入が得られないため。さらに、入居者がいる分部屋の劣化も進みますので、滞納家賃の発生は避けたい事態であるといえるでしょう。
以上のことから、家賃回収や滞納分の家賃の回収が得意な管理会社を選ぶのも大切なポイントとなってきます。
滞納家賃が発生したときに、管理会社がどう回収するかという「スキル」を見極めるためのポイントをご紹介します。
まずは、検討している会社が管理している物件の中で、「2ヶ月以上の家賃滞納」がどれくらい起きているのかをチェックします。これは、2ヶ月以上の滞納は「居住者がうっかり忘れていた」というものではなく、確信的に行っている可能性が高いためです。
ちなみに、公益財団法人日本賃貸住宅管理協会が行っている調査(日管協短観)によると、2020年上期における「月末での2ヶ月以上滞納率」は全国で0.9%。2019年の1.0%よりも減少しているという傾向があります。
管理会社を選ぶ際には、この数字を参考にしてみると良いでしょう。
参照元:※参照元:公益財団法人日本賃貸住宅管理協会【PDF】(https://www.jpm.jp/marketdata/pdf/tankan24.pdf)
さらに、管理会社が家賃回収についてどのような社内体制を敷いているか、またシステムを構築しているかという点も注目しておきたいポイントです。
例えば、大手の管理会社だとこのような賃料督促は他の会社に依頼しているケースもあります。この場合だと解決までに時間がかかってしまうこともあります。また、中小の管理会社の場合は人手が足りず、賃料の督促まで手が回らないという場合もあります。ただし、チームで賃料の問題を解決したり、会社でバックアップしているというケースもありますので、家賃の回収についてどのような体制で取り組んでいるのかを確認してみましょう。
札幌市の入居率・家賃回収率が高い賃貸管理会社3選
入居率 | コムズ | 札幌オーナーズ | 三光不動産 |
問合せ |
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入居率 | 97%以上 | 95%以上 | 96.20% |
家賃 回収率 |
99.9%以上 | 99%以上 | 99.50% |
年間 契約数 |
900強 | 記載なし | 記載なし |
専属担当者 有無 |
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記載なし | 記載なし |
リフォーム 相談 |
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未納賃料 保証 |
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要問合せ | 要問合せ |
証明書の 代理発行 |
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記載なし | ![]() |
24h体制 | ![]() |
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定期巡回 | ![]() |
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入退去時 立会い |
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クレーム 対応 |
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記載なし |
内装補修 | ![]() |
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家賃管理 | ![]() |
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※2020年10月5日時点での調査内容
※選定基準:2020年10月5日時点で入居率・家賃回収率を公式HPに記載している札幌市の賃貸管理会社から、対応サービスが多い順に3社をピックアップ。
※1 オーナーが希望する場合(2020年10月 電話調査より)