更新日:
賃貸経営を行う上では、一括借り上げというサービスも知っておきたいもの。このページでは、一括借り上げについてメリットやデメリットまで含めて紹介していますので、賃貸経営を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
賃貸管理会社が、対象の物件のオーナーから建物丸ごとを刈り上げる契約方式のことを言います。そのため、オーナーからすると賃貸管理会社が貸借人となります。
この場合、賃貸管理会社は一括借り上げをした物件への入居希望者を募集し、入居契約を結んだ人にその物件を貸すといった形になります。
サブリースとの違いがわかりにくいと感じる方もいるかもしれません。サブリースは、「オーナーから借り受けた物件を入居希望者に貸す」ということを指しています。すなわち、サブリースは先に対象となる物件を一括借り上げする必要があります。
このことから、一括借り上げを行うことを「マスターリース」と呼ぶこともあります。
一括借り上げは、「賃貸管理会社とオーナー間での賃貸借契約」であり、対してサブリースは「賃貸管理会社と入居者が結ぶ契約」ということになります。
一括借り上げを行なった場合には、空室リスクを軽減できる点が大きなメリットです。これは、対象となる物件を一括刈り上げした賃貸管理会社がオーナーに対して賃料を支払うためです。
さらに、物件の管理も賃貸管理会社が行うことになるため、オーナーは物件の管理を行う手間が省けます。例えば、入居者募集から建物のメンテナンス、家賃の回収、待機時の立会いなど。これらの管理業務については、賃貸管理会社が行うことになります。
さまざまなメリットがある反面、デメリットについてもおさえておきましょう。
まず、物件の賃料が丸々オーナーに入るわけではない、という点が挙げられます。一般的に、賃料の10〜15%程度を管理会社に支払う必要があります(手数料率は管理会社により異なるため、確認が必要です)。
さらに、不動産の賃料値下げのリスクもあります。例えば建物が劣化した場合には、入居者がなかなか集まらなくなることもあり、賃料を下げる場合もあります。賃料が下がればその分オーナーの収入も減ることがあります。
このようなデメリットもありますので、一括借り上げを検討する場合にはメリット・デメリット両面を知った上で検討する必要があるといえるでしょう。
札幌市のおすすめ賃貸管理会社3選
コムズ
![]() ※引用元サイト名:コムズ公式HP 引用元URL:https://www.comscoltd.com/ |
株式会社タカラ
![]() ※引用元サイト名:株式会社タカラ公式HP 引用元URL:http://www.chintai.e-takara.co.jp/ |
札幌オーナーズ
![]() ※引用元サイト名:札幌オーナーズ公式HP 引用元URL:https://www.s-owners.com/ |
|
入居率 | 97.8%※1 | 97.57%※3 | 95.49%※5 |
家賃回収率 | 99.9%以上※2 | 99.7%※4 | 99.4%※6 |
管理戸数 | 6,852戸 | 10,000戸以上 | 約4,023戸 |
定期巡回数/月 | 2回/月 | 記載なし | 2回/月 |
管理部の人数 | 43人 | 記載なし | 記載なし |
リフォーム・ 修繕対応 |
自社施工 | 協力会社施工 | 協力会社施工 |
問合せ |
|
|
|
調査対象:2023/5/26時点、Google検索で「札幌市 賃貸管理」と検索し、検索結果に表示された上位30社
選定基準:入居率・家賃回収率・管理戸数を公式HP内に記載している会社の中から、入居率が高い3社を選出
※1 参照元:コムズ公式HP(https://www.comscoltd.com/rent-manage/)2023年4月時点
※2 参照元:コムズ公式HP(https://www.comscoltd.com/rent-manage/)公式HPに調査時期の記載なし
※1 参照元:タカラ公式HP(http://www.chintai.e-takara.co.jp/entry/270862/)2014年度平均
※2 参照元:タカラ公式HP(http://www.chintai.e-takara.co.jp/entry/270862/)2014年度平均
※1 参照元:札幌オーナーズ公式HP(https://www.s-owners.com/care/outline/)2022年8月末時点
※2 参照元:札幌オーナーズ公式HP(https://www.s-owners.com/care/bill/)公式HPに調査時期の記載なし